色の特徴と効果的な使い方をお伝えしているシリーズ、10回目はマゼンタです。
日本語では赤紫、赤と紫の混色です。
マゼンタ・赤紫のイメージからイメージするものは?
マゼンタは、フランスで発見された合成染料の色名です。
イタリア統一戦争でイタリア・フランスの連合軍がマジェンタ(マゼンタ)近郊の戦いで勝利し、
その年に発見された染料が戦勝地にちなんで名付けられました。
そんな戦とは無縁の艶やかで魅惑的なイメージの女性的な色です。
マゼンタの一般的なイメージは、あたたかい、ぬくもり、ワイン、熟した実、血液、ゴージャス、
豊かさ、非日常、落ち着き、地味、派手、愛、慈愛などがあります。
シンボリズムは、熟した実・血です。
ゲーテの色彩論では「見えざる色」として紹介されているだけに、自然界であまり見ることのできない色
ともいえます。
イメージワードは、「成熟・経験・博愛・奉仕・豊かな愛情・配慮」です。
私がマゼンタからイメージするのは、「包容力のあるグラマーな女性」。
経験豊富で頼りになり、いつも微笑んで見守っている女性のイメージがします。
バイオレットの「大人の女性」のイメージと似ています。
そのような女性に憧れがあるのは、いつまでたっても「子ども」感が抜けない自分に対する
コンプレックスがあるからなのかもしれません。
あなたにはどんなイメージがありますか?
マゼンタの効果は?
紫(赤+青)と赤の混色なので、赤の強いエネルギーを持ちつつ、青の安心感も持っている色です。
女性ホルモンの分泌を促したり、自己治癒力を高めたりする効果があります。
子宮に関するヒーリングや精神的なダメージを癒すには、マゼンタ色のものを身に着けたり、
食べたりするのがお勧めです。
こんな時にはマゼンタがおススメ
マゼンタが好きな方は、周りの人に献身的で気配り上手な方が多いようです。
時には、頑張りすぎて自分を犠牲にしてしまうこともありますが、そんな方もサポートしてくれるのが
癒しの効果があるマゼンタです。
お酒が好きな方は、ワインを楽しんでも良いですね。
また、インテリアに取り入れると、日常を楽しみ、感謝する気持ちを気付かせてくれます。
マゼンタが気になる時は、「頑張っている自分を認めてほしい」とちょっと寂しい気持ちが
ある時かもしれません。
あなたは今、ご自分の本当の気持ちに気が付いていますか?
カラーセラピーで選んだ色がご自分の中にある本音を教えてくれるかもしれません。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。