今回から、色の特徴と効果的な使い方などをお伝えしていきます。
レッド・赤色からイメージするものは?
レッドの一般的なイメージは、熱い・強い・危険のように・闘争・派手・情熱的・明るい・活動的・愛・怒り・
エネルギー・血・太陽・炎などがあります。
また、特撮やアニメで、ゴレンジャーのアカレンジャーのようにヒーローやリーダーのシンボルとして
コスチュームや名前、愛称にも使われます。
シンボリズムも炎、血、太陽と生命力と活力の源を感じさせるものになっています。
イメージワードは、「情熱・行動力・勇気・ストレート・現実的・積極性・冒険心」などがあります。
トイレ表示のマーク等では、男性はブルー、女性はレッドの色分けが一般的ですが、
カラーセラピーでは男性性や父性はレッド、女性性や母性はブルーを表しています。
私がレッドから感じていたイメージは、「自分にはないもの」でした。
積極的、派手、目立つ…などすべてが自分にはないものだと思っていました。
ところが、カラーセラピストになり、『きみどりさんの会』という、色のことやセラピストとして活動を
していくマインドを学ぶ勉強会で「かおりさんって、本当はレッドな人だよね。」と言っていただくことがあり、
自分の持つ情熱や行動力(自分の中のレッド)に気が付くことができました。
私の中にレッドがあるように、誰もがその人の中に必要なものをすべて持っていることにも気が付くことができました。
レッドの効果は?
生理的には血流を促進させ、アドレナリンというホルモンを分泌し、交感神経を刺激して、心と身体を
戦闘態勢にしてくれます。
そのため、元気、パワー、怒り、興奮などポジティブにもネガティブにもエネルギーを感じさせる色です。
西洋では昔から戦いの色でしたし、日本でも戦国時代の武田信玄はじめ、多くの武将が強さの象徴として
赤を使用していました。
赤は膨張色でもあるので、兵士が少なくても実際の数より多く見えるという効果もあったのです。
現代でもパワフルな色の精力剤として、スポーツのユニフォームに多く使われています。
朱色や紅色は治療や魔よけ、古代から神社の鳥居や祭事の厄除けに使われてきました。
海人がサメ避けとして赤いふんどしを身に着ける習慣も長くありました。
紅白、赤飯、レッドカーペットなど、縁起の良い晴れやかな色としても使われていました。
また、誘引性も高く、人は真っ先に赤に注目するといわれているので、危険や禁止を伝えたり、
店舗のセールの文字にも使われます。
こんな時にレッドがおススメ
そんなレッドは、気持ちを高めたい時、ここぞという時に気持ちを奮い立たせてくれる
お守りのように使うのがおススメです。
服の色に選ぶのは派手過ぎてイヤ、という方は、小物などのワンポイントや下着はいかがでしょうか。
ちょっと元気がない時に、直接肌につけるとパワーを発揮するそうで、赤い下着を好んで選んでいる
芸能人の方もいらっしゃいます。
ここぞという時、赤い下着のパワーをお守りにして、落ち着いて堂々と振る舞いましょう。
赤が苦手な方は赤茶色でも効果は同じだそうです。
私も、Tシャツなど赤い服を着ることがあります。
正直、まだ恥ずかしさがあるのですが、気持ちが引き締まり、やる気スイッチが入ります。
レッドが気になるときは、何か困難なことに立ち向かおうとしていたり、頑張りすぎて疲れてしまった
のかもしれません。
カラーを通してあなた自身と向き合い、自分でもわからなかった気持ちに気が付くきっかけにしましょう。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。