色の特徴と効果的な使い方をお伝えしているシリーズ、11回目はピンクです。
ピンクからイメージするものは?
ピンクの一般的なイメージは、かわいい、やさしい、女らしい、甘い、若い、幸せ、ロマンチック、
優美な、健康的な、色っぽい、わがままな、子どもっぽい、意地悪な、いやらしい、桜、桃などがあります。
健康的、かわいらしいというイメージがある一方、「ピンク映画」や「ピンクサロン」のように
エロティックなイメージもある不思議な色です。
シンボリズムは、ハート。
女性の子宮の色といわれ、母親のお腹の中にいるような包容感、愛と優しさを感じられます。
イメージワードは、「愛・母性・思いやり・ゆとり・直感・自己肯定・献身」です。
私が、ピンクから感じるイメージは、「かわいらしい」、「甘え上手な女の子」。
小さい頃から、甘えたり、頼ったりするのが苦手なせいか、ピンクも苦手な色でした。
身に付ける色も赤やピンク、オレンジ、イエローといった暖色系より、ブルーのような寒色系が多かったです。
かわいらしくない自分にピンクは似合わないと決めつけていた頃もありました。
心の中では、うらやましさや憧れが強かった分、かたくなに避けていたのかもしれません。
ピンクの効果は?
エストロゲン(女性ホルモン)の分泌を高める効果があり、血流を良くし、快活や若返りに効果があると
言われています。
また、怒りや攻撃的な感情を抑制する作用があるともいわれ、海外の刑務所では、
壁や床をピンクに塗装したところ、所内の争いや再犯が減っていったというデータもあります。
また、細胞などの活性化を促し、特に、女性ホルモンの分泌を高める効果がある色です。
色をイメージして深い呼吸法を行うカラーブリージング(色彩呼吸法)では、ピンクをイメージすると、
若返りや美容に効果があるといわれています。
英語で「in the pink」は、元気であることを意味します。
英語では、赤ちゃんの肌の色を連想させるピンクが、極めて健康な状態、最高な状態を
意味することからきています。
寝具をピンクにすると、ぐっすり眠れ、冷えが改善され健康的に過ごせるそうです。
こんな時にピンクがおススメ
効果でもお伝えしましたが、ピンクは怒りや攻撃的な感情を抑制する作用があります。
人間関係を円滑にしたい時には、ぜひピンクを取り入れましょう。
淡いピーチピンクやコーラルピンクは明るいソフトな印象があるので、初対面の方と会う時におススメです。
昔はピンクが苦手だった私ですが、緊張を和らげたいなと感じる集まりでは、やさしいピンクの服を
身に付けます。
ご一緒する方にソフトな印象を抱いていただくのはもちろん、自分自身も肩の力が抜けるような気がします。
また、ハッピーな恋愛を目指す方にもピンクはおススメです。
ピンクを身に着けたり、ピンクを見ることで男性も女性も優しい気持ちになることができるからです。
特に、淡いベビーピンクは親近感を感じ、話しかけやすい印象を与えることができます。
とはいえ、男性はもちろんのこと女性もピンクに身に着けることに抵抗感がある方は多いでしょう。
使う量は小さくても効果がありますので、ワンポイントで使うことからはじめてみてくださいね。
また、淡いピンク以外ではマゼンタがおススメです。
深い愛情を表す色ですし、上品さや情熱も感じさせることができます。
どちらも色も異性との距離を縮めてくれるでしょう。
ピンクが気になる時は、傷つくことがあってピンク色に癒されたい、誰かにやさしくしてほしい、甘えたい
というSOSの時、もしくは幸福を感じ、自己肯定感が高まっている時かもしれません。
色があなたの本当の気持ちを教えてくれるかもしれません。
気になる色がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。