色の特徴と効果的な使い方などをお伝えしているシリーズ、5回目はグリーンです。
グリーン・緑からイメージするものは?
グリーンの一般的なイメージは、自然な、安らぎ、落ち着き、癒し、若さ、爽やか、
新鮮、安全、平和、健康、公平、平凡、未熟、森、植物、楽園、ピーマン、キュウリ、
信号、カビなどがあります。
シンボリズムは、植物・草原・森林。
イメージワードは、「バランス・調和・安定・自然・安全・癒し・スペース・方向性・リラックス・真実」
です。
ブルーとイエローがバランスよく調和した色なので、精神的にも肉体的にも
バランス良く自信を高めつつ癒してくれるパワーがあります。
私のグリーンのイメージは、森や林、植物です。
子どもの頃から盆地に育ち、遠くに緑の山々が見える景色が当たり前でした。
今でも東京へ行った帰りの新幹線で、車窓から緑の山々や田畑が広がっているのが見えるとホッとします。
グリーンの効果は?
アセチルコリン(副交感神経系や運動神経の末端から放出される神経伝達物質)というホルモンの
分泌を促し、ストレスなどで疲労した細胞を活性化させます。
緑の中で新鮮な空気を吸う森林浴はリラックスや気分転換に最適です。
緊張を緩和し、穏やかな気持ちにさせてくれます。
寝不足で疲れがたまっている時に、お部屋の観賞植物を眺めたり、グリーンのパジャマを
身に着けたりすると眠りに入りやすくなります。
緑が周りにあると安心感を抱くことができるのです。
古代エジプトでは、病気を治す力があり、再生に必要な色と考えられていました。
植物は冬に枯れても春になると緑の芽を出し成長します。
この再生の力を信じて、ミイラの棺の多くにグリーンが塗られていたそうです。
こんな時にグリーンがおススメ
グリーンは、心身のバランスを整え、穏やかな心を取り戻したい時におススメです。
一番のおススメは天然のグリーンと新鮮な空気を身体いっぱいに感じることができる
森林浴です。
ネガティブな感情に押しつぶされそうになり苦しい時、森林浴に出掛けるのが難しければ
身近な公園をゆっくり散歩するのも良いですね。
グリーンをもっと手軽に身近で楽しみたい時には、カーテンなどのインテリアで
活用したり、観葉植物を飾ったりするのが良いでしょう。
植物の緑はやさしく穏やかな心を与えてくれます。
観葉植物の様子は持ち主の心身そのものともいわれます。
植物にお水をあげたり手をかけるにはゆとりがないと難しいものです。
観葉植物の元気がなくなってきたら、あなた自身のSOSかもしれませんね。
また、一歩が踏み出せない時にグリーンを差し色に使うと、自信を与えてくれます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。